調査リポート
「マーケティング支援」「予測分析」……生成AIに任せるべきだと思う仕事の特徴は?(2/2 ページ)
生成AIが仕事や生活のさまざまな場面に浸透し活用が進む中、人々はAIをどう位置づけ、どんな領域での活用に可能性を見ているのか。博報堂DYホールディングス(東京都港区)が調査を実施した。
生成AIは人々にとってどのような存在なのか。43.6%が「便利な道具」と回答し、最も多かった。年代別で見ると、10代は生成AIを「便利な道具」と捉えつつも、「悩みを相談できる存在」や「遊び相手」としても捉えていることが分かった。
一方、50代以上は、情緒的なつながりを求める傾向は低く、あくまでも「便利な道具」「サポート要員」として捉えている様子が見られた。
生成AI関連サービスが提供する情報をどの程度信頼しているかを尋ねた。その結果、利用者の過半数にあたる55.1%が、「生成AIが提供する情報を信頼している」と回答。「信頼していない」人は8.0%と1割に満たなかった。
「マスメディアや、アプリ、SNSなどの他の情報を得なくても、生成AIの情報だけで十分」と考える利用者は21.5%にとどまった。利用者の約半数にあたる48.3%は、生成AIが提供する情報に加えて、マスメディアや、アプリ、SNSなどの他からの補完情報も必要だと感じていることが分かった。
調査は9月にインターネットで実施。全国15〜69歳の男女を対象とした。有効回答数は、事前調査3万2180件、本調査:2400件。
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