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最近、ドンキは“優等生化”している?――社内で危機感、変な海外グッズ発掘に執心(2/3 ページ)
ドン・キホーテが海外商品の展開に力を入れている。海外から商品を仕入れる「ワールドセレクト課」も新設した。その背景とは?
今、ドンキが海外のユニーク商品に力を入れるワケ
ドンキでは海外で話題の商品の発掘に力を入れている。2024年10月には社内に「ワールドセレクト課」を新設。海外の商品を現地で調査し、メーカーと商談して仕入れる体制を整えた。リーダーの高橋秀幸氏によると、背景には“ドンキ原点回帰”の狙いがあるという。
かつてのドンキは「何があるか分からない」「くだらない」「変な商品が置いてある」といったイメージで知られていたという。一方、近年はPB商品の強化などにより、利用客のニーズに寄り添う“優等生”な商品が増加。良くも悪くも代わり映えがしない売り場になっているのではないか、と社内で課題意識があったそうだ。
こうした現状を受け、新設されたのがワールドセレクト課だ。同課では、海外で話題の商品をSNSで探すだけでなく、現地の展示会やショッピングモールなどを巡回。気になった商品があればメーカーに打診して工場にも足を運び商談しているという。高橋氏も先月、ドイツとアメリカに出張したそうだ。
高橋氏は「売れるかどうかは正直分からないですが、『何これ』と思ってもらえる商品を売りたい。それがドンキの本質だと思っています」と語った。
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