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カインズ新店舗、IT活用で接客「年8000時間」節約 店内はどう変わる?(3/4 ページ)
カインズは12月11日、カインズ吉川美南店をオープンした。次世代型店舗の1店目として、デジタル施策を全面導入。店内はどのように変わるのだろうか?
スマホで注文した商品をカウンターやロッカーで受け取り
在庫を売り場に置かない大きな商品などについては、利用客が店内の展示にあるQRコードからスマホで注文すると、店員が5分以内に商品を用意してカウンターで受け取れる「クイックピックアップ」を導入した。店舗スタッフを探したり呼んだりする手間を解消する狙いだ。
来店前にオンラインショップやアプリから注文し、専用ロッカーや専用駐車場で受け取れる「ピックアップロッカー/ドライブピックアップ」も用意した。店舗外にあるロッカーを利用すれば、カインズの営業時間外にも商品を受け取れるという。
決済には、一般的なレジの他にレジを通らずにスマホで完結する「ポケットレジ」を採用した。利用客はカインズアプリでチェックインし、専用のカゴに商品を入れながら都度スマホで商品コードを読み込み、アプリ上で決済する。会計後はアプリに表示されるQRコードを専用レーンで提示するだけで買い物が完了する仕組みだ。
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