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「ヨーグルトにしょうゆ」はなぜ? 明治が“豆腐売り場”を選んだ理由(1/4 ページ)

明治が豆腐売り場向けに投入した「とうふ感覚ヨーグルト YOFU」。しょうゆや出汁をかけて食べる新発想で、夕食やおつまみといった新たな食シーンを開拓する。開発の背景や狙い、今後の展開を追った。

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 明治のヨーグルトが豆腐売り場に並んでいる。「明治とうふ感覚ヨーグルト YOFU(ようふ)」(希望小売価格160円)は、2025年10月から四国エリア限定で販売している商品だ。しょうゆなどの調味料をかけて食べることを前提に開発し、豆腐のように副菜やおつまみとして楽しめる。

 なぜ豆腐のように食べるヨーグルトが生まれたのか。その背景を聞いた。

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「明治とうふ感覚ヨーグルト YOFU」(画像は明治提供、以下同)

 YOFUは濃縮した乳原料と厳選した乳酸菌を使い、酸味を抑え、しょうゆや出汁などの塩味・旨味に合わせやすくした。たんぱく質は5.3グラムで、同量の絹ごし豆腐と同水準。カルシウムは2倍以上含まれている。

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ヨーグルトなのに調味料をかけて食べる

 冷や奴のようにネギやショウガ、しょうゆをかける食べ方を推奨しており、カップのままポン酢やめんつゆ、塩とオリーブオイルをかけるだけで、洗い物を増やさず、副菜やおつまみとして一品追加できる。時短・タイパを重視する消費者ニーズにも応えている。

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薬味を載せて副菜に

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