インタビュー
「ちくわ弁当」もOK? ほっかほっか亭が仕掛ける“自分だけの弁当”、どんな効果があった?(1/4 ページ)
「ほっかほっか亭」が新たに開始した「カスタマイズ弁当」が好評である。ごはんや好きなおかずを選んで、自分好みの弁当を作れるサービスだ。5月から近畿地方で開始し、9月からは東日本エリアにも拡大。どんなことが分かってきたのか。
全国に817店舗を運営する「ほっかほっか亭」が新たに開始した「カスタマイズ弁当」が好評だ。カスタマイズのパターンは、「好きな弁当やおかずに『おかず』を追加する」と「ごはんのベースと好きなおかずを選んでフルカスタマイズする」の2通り。
2025年5月に近畿エリアの一部店舗で試験的に開始したところ、20代を中心に人気を集めた。導入前後で客単価が約5%増加したことから、9月1日には東日本エリアの店舗でも販売を開始した。同時に、より幅広い需要に対応できるよう、選べるおかずのラインアップを増やしている。
ほっかほっか亭総本部 常務取締役 商品企画統括本部 本部長の飯沼俊彦氏は、「想定よりも反響が良く、多様なニーズが見えてきている」と話す。「カスタマイズ弁当」の狙いと効果、今後の展開を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
くら寿司“しょうゆボトルなめ女”問題 「損害賠償請求しないほうがいい」と考える3つの理由
「しょうゆボトルをなめる」という迷惑行為が発生した「くら寿司」が、声明文を発表した。果たして、スシローのような巨額賠償請求に踏み切る可能性はあるのか……。
丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。
“閉店ドミノ”の「ドミノ・ピザ」が、さらに「苦戦」しそうなワケ
2023年に国内1000店舗を達成していた「ドミノ・ピザ」の閉店ドミノが話題になっている。好調から一転、なぜこのような事態になっているかというと……。
令和のクレープは“パリパリ”が主流? 第3次ブームを専門店に聞いた
「第3次クレープブーム」が到来し、2024年頃からクレープ専門店が続々と開業している。クレープ専門店に反響と展望を聞いた。
「格安・大容量コーヒー」東京で1日1000杯爆売れ 韓国発カフェの緻密な戦略
2025年1月、虎ノ門に開業した韓国発のコーヒーチェーン「マンモスコーヒー」が好調だ。ランチタイムは行列ができる反響で、リピート率は約7割。10月には2号店も開業予定だ。大容量・低価格が特徴だというが、どんな店なのか。

