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「うんこミュージアム」はなぜ広がったのか 累計250万人を動かした体験ビジネスの裏側(2/4 ページ)

2019年に誕生したアミューズメント施設「うんこミュージアム」が全国的に広がっている。常設店は東京、名古屋、沖縄の3店舗に増え、累計来場者数は250万人を突破した。なぜ、うんこをテーマにした施設が支持を得ているのか。

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うんこの概念を“ポジティブ”に変える

 うんこミュージアムでは、うんこをかわいく表現することにこだわっている。赤やピンク、青などカラフルなうんこで空間が彩られ、うんこに尻尾を生やしたキャラクター「うんこ動物」もいる。

 「10〜30代の若年女性をメインターゲットに据えています。“汚い、臭い”といった従来のうんこのネガティブな概念を排除し、ポップでかわいい空間を目指して、デザインや体験設計をしています。うんこの概念をポジティブに変えることで、驚きや楽しさを提供したいと考えています」


色とりどりの便器が並ぶ「マイうんこメーカー」(たのしいミュージアム提供、以下同)

手前は「マイうんこ」、奥はうんこの火山「ウンコ・ボルケーノ」

 施設内にはいくつものアトラクションがあるが、中でも人気が高いのは、入り口を入ってすぐの「MY UNKO MAKER(マイうんこメーカー)」だ。ずらっと並ぶカラフルな便器から好きな色を選んで座ると、カラフルなうんこが便器に登場する。これを「マイうんこ」と呼んで、棒を取り付けて写真撮影のアイテムにするほか、お土産にもなる。

 うんこの火山「ウンコ・ボルケーノ」も、定番人気アトラクションの一つ。大きなうんこのオブジェから、大量のうんこが勢いよく噴火するものだ。クリスマスやハロウィンなど季節によって演出を変えている。

 そのほか、うんこダンサーズと一緒に踊る「ダンシングうんこルーム」や、全力で「うんこ!」 と叫べる「うんこシャウト」などもある。

 「うんこだらけの空間でスタッフが元気よく『うんこ』を連呼しているなど、最初は面食らうと思いますが、だんだんとその世界観になじむような価値観の変化を体験していただくことを期待しています。最初から『うんこ!』と叫んだり、踊ったりするのはハードルが高いので、体験の入り口は『便器に座る』という恥ずかしがらずにできるコンテンツとしました」

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