「うんこミュージアム」はなぜ広がったのか 累計250万人を動かした体験ビジネスの裏側(3/4 ページ)
2019年に誕生したアミューズメント施設「うんこミュージアム」が全国的に広がっている。常設店は東京、名古屋、沖縄の3店舗に増え、累計来場者数は250万人を突破した。なぜ、うんこをテーマにした施設が支持を得ているのか。
名古屋、沖縄の常設店も好スタート
うんこミュージアムは、2019年3月に開業した横浜の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」内のコンテンツとして誕生した。半年間の期間限定を想定していたが、好評を得たため、同年8月、東京お台場に常設店を開業した。
その後は、札幌、那須、福岡、中国・上海、オーストラリア・メルボルンなどで期間限定開催を重ねてきた。中でも福岡は人気が高く、2021年、2023年、2025年と3度にわたって開催し、2025年は約7カ月の会期中に約21万人が来場した。
2025年には、新たに名古屋(5月)と沖縄(9月)に常設店を開業。東京の店舗も開業後初のリニューアルを実施し、ビジュアルを刷新したほか、多数の新作コンテンツを披露した。結果として、東京店では2025年の年間来場者数が過去最高を記録した。
名古屋、沖縄も反響が良く、名古屋は東京の来場者数に迫る勢いだという。体験設計は東京と大きく変わらないものの、地域限定コンテンツを一部盛り込んでいる。名古屋はゴールドをテーマカラーにして派手な印象に、沖縄は青をメインにして海や空、シーサーなどと組み合わせて地域特性を表現している。
客層は、親子連れが約半数を占め、次いでカップルや女性グループが多い。近年は訪日外国人も増えており、お台場の店舗では約2割を占める。米国、オーストラリア、アジアなど幅広い国籍の人が来店し、「ジャパニーズポップカルチャー」として楽しんでいるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
サザエさんの家の価値は? 昭和と令和の“間取り”が示す時代の変化
昭和と令和の「間取り」に、どのような違いがあるのか。「サザエさんの家」と「3階建ての家」を比べてみると……。
「47都道府県ピンバッジ」が人気 なぜ「群馬県」が断トツに売れたのか
地図を扱うゼンリンが都道府県のカタチをしたピンバッジを販売したところ、想定以上に売れている。47種類を販売して、どの都道府県が最も売れたのか。トップは……。
たまごっちヒットを支える「3つの理由」 30年たっても終わらないワケ
1996年に発売され、社会現象を巻き起こした携帯型育成玩具「たまごっち」。今、第4次ブームのまっただ中だ。なぜ、たまごっちは長年愛される続けるのか。取材したところ……。


