インタビュー
「2026年にキャッシュレス先進国? 難しいだろう」――Visa日本社長が語る"後半戦"の現実(4/4 ページ)
Visaが行ったタッチ決済の普及などを目的とした「大阪エリア振興プロジェクト」は、タッチ決済比率74%、利用者180万人増と全国平均を大きく上回る成果を収めた。今後日本でのキャッシュレス化はどのように進むのか。
2026年の「キャッシュレス先進国」入りは?
――韓国やスウェーデンなど、キャッシュレス比率が80〜90%に達する国もありますが、日本は2026年に「キャッシュレス先進国」の仲間入りを果たせるでしょうか。
2026年中にキャッシュレス先進国入りするのは難しいでしょう。
確かに、日本のキャッシュレス化は他に例がないほどのスピードで進んでいます。ただ、置き換えるべき現金はまだ多く残っています。
そのため、消費者や加盟店が「使いたい」と思えるプロダクトやサービスを展開し続ける必要があると考えています。取引の両側である消費者と加盟店が、共にメリットを得られる仕組みを維持していく。それが、現金を減らしていく方法だと考えます。
2026年にも進展はあるでしょう。ただ、やるべきことも山ほど残っています。現金はすぐには消えないからこそ、手を止めることなく推し進めていきます。
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