「30代で最年少役員になる」 23歳で「キラキラドンキ」店長を務めるエース社員の仕事観:教えて!あの企業の20代エース社員(2/3 ページ)
「キラキラドンキトナリエ宇都宮店」で、23歳という若さで店長を勤める岡本侑大さん。入社2年目で店長を任された、PPIHのエース社員である。「同期で一番に出世する」と公言し、最年少役員を見据える若きエースに、仕事観やマネジメントで意識している姿勢について聞いた。
同期の中で一番に出世して会社に貢献したい
2年目という若さで店長就任を打診された岡本さん。その際の率直な気持ちを「正直、不安はありました。特にキラキラドンキは若い女性がターゲットの店舗で、男性の自分が同年代の女性スタッフとどう向き合うべきか、ビジョンが見えませんでした」と振り返る。
では、なぜ店長を引き受けたのか。背景には岡本さんが公言していたある言葉があった。「私は入社前から『同期の中で一番に出世して会社に貢献したい』と公言し、上司との面談のたびに伝えてきました」。2年目で店長という貴重な機会を逃す手はない。プレッシャーをモチベーションに変え、「やらせてください」と即答したそうだ。
岡本さんが店長である宇都宮店は既存店ではなく、新規出店店舗だった。新店舗を立ち上げる上で、岡本さんが特に注力したことが「人選」だ。
「宇都宮店のコンセプトを『店舗から流行を発信する情報発信基地』とし、アルバイトは全員20代を採用する方針を決めました。約100人の応募から10人ほどに絞る面接では、『どういうお店にしたいか』という意志を問い、自走できるメンバーを集めました」。2025年4〜6月は、前店舗での業務と新店舗の準備、さらに引っ越しが重なり、仕事量はいつもの倍以上に。当時は大変だったというが、一から店舗やチームを作るやりがいが岡本さんを突き動かした。
20代のアルバイトを、同世代の岡本さんが店長としてまとめる上で、どのような工夫をしているのだろうか。岡本さんは、自分自身を「権力者」ではなく、みんなに耳を傾けてバランスをとる「リーダー」だと定義。信頼関係を築くことを重視し、傾聴の姿勢を大切にしている。
「自分より年上のアルバイトもいますし、同世代だからこそ吸収できる感性も多い。月1回は主力メンバーと意見交換の場を設け、指摘も素直に受け入れるようにしています」
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