コラム
ラーメンは炎上、立ち食いそばは支持 二重価格・対応の差を分ける境界線はどこか(4/4 ページ)
二重価格や客によって対応の差が分かれることに対する炎上が後を絶たない。こういった問題の「炎上」と「支持」を分けるポイントはどこにあるのか?
快適な購買体験が損なわれていないか
なお、いずれの場合にも、レギュラー商品も通常価格で選べるようにすることを忘れてはならない。選択肢は平等に用意して、あくまで「旅行者が自らの意思で追加料金を払う」という立て付けを保たない限り、批判は免れないだろう。
重要なのは、二重価格そのものというより、無意識のうちに「快適な購買体験」が妨げられているということだ。そして、ひとたび本音が透けてみえると、信頼は失墜してしまう。SNSが普及した現代では、それがさらに顕著に見られるようになった。
Googleのレビューを見ると、外国人観光客によるクチコミ評価も珍しくなくなっている。いくら店側が「日本人だけ相手にしているから」と言っても、翻訳された評価を日本人が読んで、敬遠する可能性もある。
もし外国人からの不評コメントが多数並んでいた場合、どんな印象を与えるだろう。おそらく大多数は「なんか面倒くさそうだから、この店に行くのはやめておこう」となるはずだ。ネットの風評を守るためにも、安易な価格設定は避けた方がいいと考える理由は、こうした点にある。
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