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お蔵入りから逆転ヒット! 出荷枚数1500万枚突破、「ボンボンドロップシール」人気の秘密とは?(4/5 ページ)
ぷっくりとした立体感が特徴の「ボンボンドロップシール」が爆発的な人気を集めている。製造メーカーのクーリアによると、実は一度企画が「お蔵入り」になったこともあるという。そこから、ここまでの人気を生み出した理由とは何か。
ヒットの背景に「平成女児ブーム」
ボンボンドロップシールの人気拡大の背景にあるのが、いわゆる「平成女児ブーム」だ。シールの主なターゲットは小さな子どもだったが、実際に購入している層は20代後半から30代前半の層も多いという。
平成女児ブームとは、1990年代後半〜2000年代にかけて流行したファッションやグッズ、文化が再び注目されている現象のことだ。当時は親におねだりしてシールを手に入れていた「平成女児」たちも、今では自分の収入で好きなだけ買えることから市場をけん引している。
一方で、当時を知らない今の子どもたちにとっては、平成特有のデザインがSNS映えする「新しくてエモいもの」として映る。平成女児だった親とその子どもがシール集めを一緒に楽しむケースも多い。アナログなシール交換は、今の世代にとって新鮮に感じるそうだ。
これまでは学校の友人など、コミュニティー内で完結していたシール交換文化だったが、現在はSNSを通じて広く共有されることによって、凝ったシール帳の写真を投稿し、反応を得ることも楽しみの一つになっている。
実際、2025年9月には一般ユーザーによるボンボンドロップシールをスマートフォンに貼った投稿が12万件以上の「いいね」を集め、話題を呼んだ。著名人やインフルエンサーもシール帳交換の様子や、シール探しの動画をSNSに投稿している。
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