なぜ90万人が来た? いま「分かる!」が止まらない展示の秘密(1/5 ページ)
「日常に潜むいい人に光を当てる」をコンセプトにした企画展「いい人すぎるよ展」が、若者たちに好評だ。2023年から過去4度の開催で累計90万人以上を動員。2025年には韓国や台湾などアジア5都市でも開催した。なぜ“共感を呼ぶ展示”が人気なのか取材したところ……。
「日常に潜むいい人に光を当てる」をコンセプトにした企画展「いい人すぎるよ展」が、若者たちにウケている。
2023年に初開催し、現在は6回目となる「いい人すぎるよ展 2026 + 微わかる展」(平日:1800円、休日:2100円)を全国5都市で開催中だ(5会場で最長5月30日まで)。手掛けるのは、クリエイティブディレクター・明円(みょうえん)卓氏を中心とした体験クリエイティブチーム「entaku(エンタク)」。
ほかにも、「そういうことじゃないんだよ展」や「ありがたいことです展」などのシリーズがあるが、中でも「いい人すぎるよ展」は大反響を呼び、過去5回の開催で累計90万人以上を動員した。2025年には、韓国や台湾などアジア5都市でも開催。一連のシリーズは、「分かる!」という共感が人気を呼ぶフックになっている。
若年層や女性をターゲットに運営する「サンシャイン水族館」でも、「ざんねんないきもの」の展示が共感を呼んでいる。同展示は、2017年と2020年の計2回で約25万人を動員。2026年3月13日からは第3弾が開催中だ(11月23日まで)。
書籍『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)とのコラボ展となり、同書籍は第10弾までのシリーズ累計発行部数が546万部を超えるベストセラーとなっている(2026年2月時点)。
訪れる客層はやや異なるが、どちらも「共感を呼ぶ」ことで人気を得ているのは共通点と言える。これらは、どのような展示で、なぜ好調が続いているのか。各展示会場を訪問したほか、高橋書店 顧問 総務部 部長付 ライセンスビジネス担当の大久保孝氏、サンシャインエンタプライズ アクアゲストコミュニケーション部 リーダーの上市光之氏に取材した。
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