コラム
箱根やニセコの時給が世田谷超え? 観光地で賃金が上がる意外な理由:観光ビジネス(1/3 ページ)
2024年、箱根やニセコの平均時給が世田谷区を上回った。観光地×インバウンドの条件で来客数が増え、人手不足も重なり、地域の賃金水準が上昇する現象が起きている。
この記事は、書籍『観光ビジネス』(内藤英賢/クロスメディア・パブリッシング)に、編集を加えて転載したものです。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
2024年に箱根とニセコの時給が世田谷区や並みいる東京の都市の時給を抜いたことが話題になりました。
日経新聞が人材サービス大手のエン・ジャパンの求人サイト「エンゲージ」に掲載された2024年12月の平均時給を市・郡別に調べたデータによると次のようになっていました。
- 1位:台東区/1514円
- 2位:港区/1510円
- 3位:東京都府中市/1501円
- 4位:鎌倉市/1484円
- 5位:名古屋市/1472円
〜中略〜
- 10位:新宿区/1450円
- 11位:箱根町/1449円
- 12位:目黒区/1447円
- 13位:ニセコ/1436円
- 14位:東京都調布市/1436円
- 15位:世田谷区/1430円
鎌倉、箱根、ニセコといった東京以外の地域が世田谷区の時給を抜いたことで、話題性を持って取り上げられました。
この3エリアに共通する点は、「観光地であること」「インバウンドが多いこと」が挙げられます。
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