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積水ハウス「幸せ度調査」で分かった、長時間労働より部下を追い詰める「理不尽」の正体「褒めて伸ばす」は思い込み?(2/5 ページ)

積水ハウスグループは020年から毎年、従業員の「幸せ度調査」を続けている。同社のデータからは、労働時間の長さは「オーバーワーク」と感じるかどうかに、それほど関係がないという結果が出た。

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当初は「そこまで会社が踏み込むのか」と懸念も プライベートとの線引き

 積水ハウスはグループ社員を対象とした「幸福度診断 Well-Being Circle」の総合値を公表しており、2020年の開始時と比べて2025年は約1ポイント上昇している。しかし、スコアによって個々の社員や部署などをランク付けするようなことはしていない。


総合値と「人生満足尺度」のスコア推移。後者は一般平均と比較して非常に高い(出典:積水ハウス「ESG Fact Book 2026」)

 執行役員の山田実和さん(ESG経営推進本部長)は幸せ度調査を始めた背景と目的を、次のように語る。

 「調査結果を順位付けに使ったり、人事から何かを働きかける材料にしたりはしていません。幸せに人生を送るにはどうしたら良いか、一人一人が自ら考える機会にしてほしいという思いでスタートしています」

 調査の導入時には、個人の健康状態や家族との関係など、プライベートなことにまで会社が踏み込むのか? といった質問も出たという。これについて山田さんは「人生全体で捉えると仕事と家庭は切り離せないもの。当社の社長もさまざまな機会で『家族や友人との時間を大切にして、皆さんも自分自身の幸せを育んでください』と社員に伝えており、この調査をすることは、社員に幸せであってほしいという会社からのメッセージになる」という考えを示す。

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