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ペンタブ大手ワコム、社長が娘のために会社を“私物化”? 投資ファンドの指摘に反論も、残る疑問(5/5 ページ)
ワコムがアクティビストファンドのAVIから、社長の振る舞いについての厳しい指摘を受けている。「法的に問題ない」は、果たして通用するのか。
2度目の提案、残る疑問
今回で2度目となる、AVIによる株主提案。前回は社外取締役の追加選任と50億円規模の自社株買いなどの計5議案が提出されたが、ワコムの2025年の株主総会で全て否決された。
今回の株主総会での争点は、ワコムが主張するガバナンスの正当性が、株主の実感を覆せるかどうかだろう。
社長の娘のダンススペースとしての施設利用許諾契約も、中嶋氏のCOO就任に関する特別委員会の答申も、書面上は問題がないように思われる。しかし、「正当な手続きを踏んでいるため、適正だ」と言い切れるかは疑問だ。
通常、ファンドの提出する代表の解任決議は、ほとんどの場合否決される。しかし、ワコムの事案については一部のSNSで炎上するほどの騒ぎになっており、世論の風当たりは強い。また、筆頭株主が主張しているという特殊事情もあり、必ずしも否決されない可能性もある。
AVIの主張を、その他の機関投資家がどこまで支持するのか。それが、6月25日の株主総会の最大の焦点となるだろう。
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