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セブンはなぜ「ワンオペ」を検討? 加盟店利益の減少で、苦肉の策 過去には“要塞レジ”実験も(4/5 ページ)

2026年2月期の業績が増収減益となったセブン。人件費の高騰などが利益を圧迫するなか「ワンオペ」の導入を検討している。しかし、多機能化が進むコンビニの現場で1人体制は本当に可能なのだろうか。

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ワンオペ対応も検討中

 セブンでは現在、最低2人体制での運営を基本としているが、今後は一部の時間帯で1人で対応する「ワンオペ」の導入も視野に入れる。セブンの阿久津知洋社長は決算説明会で「1人でも従業員の安全が担保できる見守りシステムを導入する」と発言した。

 「見守りシステム」の詳細は公表されていないが、2025年に一部店舗で試験導入した「セーフティガードシステム」と似た仕組みになる可能性が高い。

 過去記事(なぜ、セブンは一部店舗で“要塞レジ”を導入したのか 開発期間は3年 ある種の威圧感はカスハラにも効果あり?)で取り上げたように、セーフティガードシステムの主な設備は「レジカウンターへのパネル設置」「深夜時間帯のドア施錠」「転倒検知装置」の3点だ。このうち転倒検知装置が見守りシステムに相当すると考えられる。


レジカウンターへのパネル設置(提供:セブン&アイ・ホールディングス)

 転倒検知装置は店員に動きがない際、警備会社に通報する仕組みだ。店員が小型装置を身に付け、異常を検知する。昨今、コンビニ強盗は目立って増加しておらず、防犯よりも健康上の不具合を想定したシステムといえる。

 過去に「すき家」では、早朝にワンオペで対応していた従業員が心筋梗塞で倒れて死亡し、3時間以上経過した後に発見された事件があった。セブンはこうしたケースを想定しているのかもしれない。

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