“着る保冷剤”に大きいサイズ はるやま商事が目を付けた市場の隙間(1/2 ページ)
はるやま商事が展開する「大きいサイズの店フォーエル」は、「ペルチェ&ファン付ウェア(バッテリー付)」と「ファン付Tシャツ」を発売した。
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はるやま商事(岡山市)が展開する「大きいサイズの店フォーエル」は、「ペルチェ&ファン付ウェア(バッテリー付)」と「ファン付Tシャツ」を発売した。価格はペルチェ&ファン付ウェア(バッテリー付)が3万2900円、ファン付Tシャツが1万7900円。ファン付きウェアが広がる中、「大きいサイズ」という未開拓領域で差別化を図る。
気象庁が最高気温40度以上の日を新たに「酷暑日」と定めたほど、日本の夏の暑さは深刻さを増している。体格の大きい人は体温が上がりやすい傾向があり、熱中症対策の重要性も高まっている。こうした背景を受け、フォーエルは大きいサイズに特化した夏向け商品として開発した。
猛暑や熱中症対策への関心の高まりから、ファン付きウェア市場は拡大している。一方で、多くの商品は屋外作業向けが中心だった。フォーエルでは「働く人だけでなく、体格の大きい方や日常で使いたい一般ユーザー」まで視野に入れ、日常使いできるファン付きウェアとして初めて導入した。大きいサイズ向けの独自パターン設計を生かしながら、より快適に夏を過ごせる商品の提案を目指している。
従来の冷却ウェアは、気温35度を超える猛暑日には、ファンから熱風が出てしまうという課題があった。そこで同社は、首元にペルチェ素子を搭載。環境温度30度の条件下では、ペルチェ表面温度が約21度低下し、首元を冷やし続ける。発生した熱は、ファンで外部へ放出する構造だ。
モバイルバッテリーは、ペルチェ2個とファン2個を同時使用した場合で約2時間45分の連続稼働が可能となっている。
また「ファン付きでも作業着タイプのベストは、日常使いしづらい」という声を受け、カジュアルに着用できるTシャツ型も用意した。
はるやま商事は「身頃(体の前面・背面を覆う部分)に設けた2つのファンから外気を取り込み、汗の気化熱で体を冷やす仕組みにより、キャンプや釣り、スポーツ観戦、愛犬の散歩など、日常のあらゆるシーンに違和感なく溶け込める」と説明する。
利用シーンとしては、通勤・通学時の自転車やバイク移動のほか、ガーデニングや公園での軽作業、DIYや庭仕事、スポーツ観戦、テーマパークなどのレジャーを想定している。
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