インタビュー
マイカー離れが進む中でもJAF会員は過去最多 なぜ2074万人まで増えたのか(2/4 ページ)
マイカー離れや免許返納が進む中、JAFの会員数は2074万人と過去最多を更新した。カーシェア利用者が増える時代に、なぜ支持を広げているのか。その理由を探った。
クルマではなく「人」に付帯する
クルマありきのサービスである以上、マイカー離れの影響を受けてもおかしくない。ところが、自動車販売店を経由した新規入会が6割を超えるなど、会員数は過去最高を更新している。
その理由は、JAFのサービスがクルマではなく会員本人にひも付いていることにある。マイカーだけでなく、レンタカーやバイクの利用時、あるいは友人のクルマへの同乗中でも、会員証1枚でロードサービスを受けられる。
免許返納後の継続率などの詳細は非公開だが、返納後も家族会員制度や同乗者としての利用で会員を続ける人がいるという。
クルマの利用形態が多様化する中で、「人に付帯する」という特徴の価値は相対的に高まっている。複数の移動手段を使い分ける場合、車両単位の備えよりも、人にひも付く備えのほうが対応範囲は広い。JAFも「多様な移動に対応できる点が評価されている」と分析する。
ロードサービスを使うかどうかにかかわらず、JAFの継続率は2024年度累計で約92%と高い。会員優待も全国4万4000施設以上で使え、優待検索ができるJAFアプリの登録者数は約771万人に達した。
災害時には大雨による冠水などのトラブルにも対応する。こうした万一への備えに加え、平時には優待サービスやアプリ利用の接点もあるため、JAFとのつながりは切れにくい。
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