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大量リード獲得の虚しさ 名刺アプリ「Eight」がイベント事業で年50%成長を続けるワケ(3/3 ページ)

年50%成長を続ける「Climbers」を始めとしたSansanのEight事業部によるイベント事業。かつて12万人を集客したトッププロデューサーが抱いた「大量リード獲得の虚しさ」とは? 従来の展示会の在り方を変え、名刺400万人のデータで「無駄な量を捨て、実利(質)」を担保するイベントDXの深層に迫る。

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BtoBマーケを成功させる「二刀流」

 中小企業は大企業に比べて、マーケティング投資の規模に限りがある。そんな中小企業も、確実に利益を上げられるところまでナビゲートする――。石本部長がITの力によって成し遂げようとしているのは、イベント事業を通じた顧客への還元だ。

 一度参加した人が、同僚や知人に自発的に勧めたくなるほど質の高いコンテンツを作り込む。そして400万人の名刺データから「その情報を最も必要とする職種や役職」を抽出して、ダイレクトに届けていく。この「デジタルによるターゲティング」と「口コミ」の二刀流は、単にEightという事業の収益性を高めるための戦術ではない。

 石本部長は「Eightの価値は、単なる名刺の管理ではなく、次の出会いを生み出し、そこから新たな価値を生み出すことにあります」と話す。

 名刺を入口にマッチングの精度を高めるイベントDXは、Sansanが掲げる「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションそのものだ。「名刺の管理」から「出会いのDX」まで。年50%成長を続けるEightのイベント設計は、これからの時代を勝ち抜くための「設計図」を示している。

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2026年で9回目を迎えるClimbersの様子(Sansan提供)

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