ローソンで無印の衣料品を買っているのは誰か 棚を広げたらこう変わった:週末に「へえ」な話(1/3 ページ)
ローソンは良品計画と共同開発した無印良品のTシャツを発売した。男女兼用で4色・4サイズ展開、価格は1290円。コンビニ衣料の位置付け変化とともに、日常使いを意識した商品として支持を広げている。
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コンビニで無印のTシャツを買う――。
少し前なら「靴下や下着ならともかく、Tシャツまでコンビニで買うの?」と思われたかもしれない。しかし今、その常識が変わりつつある。
ローソンは6月9日、良品計画と共同開発した「無印良品 綿天竺編みクルーネック半袖Tシャツ」(1290円)を発売した。販売するのは、無印良品を導入する全国約1万3000店舗。ローソンと無印良品が共同開発したTシャツの発売は、今回が初めてだ。
オフ白、黒、グレー、黒ボーダーの4色を用意し、サイズはS〜XLまでの4サイズ。綿100%で、脇に縫い目がない仕様(一部商品を除く)を採用した。シンプルで使いやすい商品に仕上げているのが特徴だ。
コンビニでTシャツを販売すること自体は珍しくない。しかし、なぜローソンは今、無印良品との共同開発に踏み切ったのだろうか。
ローソンは2022年から無印良品の衣料品を取り扱ってきた。両社はこれまで靴下やスキンケア用品などの共同開発商品を展開してきたが、今回その取り組みをTシャツにも広げた。
商品本部 生活・日用品部シニアマーチャンダイザーの大橋妙子氏によると、「女性も日常的に着られるサイズがほしい」「1枚でもインナーでも使える定番のTシャツがほしい」といった声が寄せられていたという。
そこで今回、男女兼用の商品を開発した。
大橋氏は「性別や年齢、着用シーンを問わず、インナーとしても1枚着としても主役になれる『究極のベーシック』を目指した」と話す。
コンビニの衣料品というと、かつては出張先や旅行先で急に必要になった際の購入が中心だった。しかし近年は状況が変化している。
ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」が代表例だが、コンビニ各社はアパレル商品の強化を進めている。衣料品はもはや脇役ではなく、売り場を広げるカテゴリーへと成長しているのだ。
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