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ヤマダ・エディオン「2.5兆円連合」の狙いは? “池袋決戦”の前哨戦か小売・流通アナリストの視点(5/5 ページ)

ヤマダHDとエディオンが統合することとなったが、これによって家電量販店はどう変わるのか?

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ヤマダHDとエディオン統合は、池袋決戦の前哨戦か?

 このように、PB強化は家電量販店が価格競争だけでは生き残れなくなったことを示している。

 ただ、ヤマダHDとエディオンが直面している課題はそれだけではない。6月30日には、西武池袋に大型店であるヨドバシ池袋がオープンし、ビックカメラやヨドバシカメラというカメラ系家電量販店による競争がさらに激しさを増そうとしている。


池袋で家電量販店が激しく競い合う(出典:ヨドバシカメラの公式YouTube)

 過去の経緯を踏まえると、大都市における競争激化はビックカメラとヨドバシカメラの2社間だけではなく、郊外店舗にも大きな影響を及ぼす可能性がある。巨大ターミナル駅周辺で集客競争が激しくなれば、縮小傾向にある郊外市場から、さらに需要が奪われることになるからだ。

 その意味で、ヤマダHDとエディオンの統合は、PB家電の調達力強化にとどまらない。製造小売業とのPB競争、そして家電量販店による都市部での集客競争の双方に備えるための、防衛的な業界再編とも言えるだろう。

 ヤマダHDとエディオン統合は、前哨戦にすぎない。本当の争いは、これから池袋で始まるのである。

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