インタビュー
イオンの新業態「フードスタイル」は何を変えたのか 客数・売上が1.5倍に伸びた理由(4/6 ページ)
イオン系スーパーの新業態「FoodStyle(フードスタイル)」が好調だ。2026年3月7日に開業した1号店の「フードスタイル三田店」では、業態転換により客数・売り上げともに約1.5倍に伸長した。同社が狙ったのは、商品・売場・環境の「若返り」。共働き世帯や子育て層を呼び込むために、何を変えたのか。
お買い得を4つに分類
フードスタイルでは、店内で掲示するお買い得情報を「スペシャルプライス」「パワープライス」「バリュープライス」「セービングプライス」の4つに分類している。
スペシャルプライスは毎週内容が変わり、特別価格で提供している。パワープライスは、人気商品を集めていて、1〜4週ごとに変わる。バリュープライスは、定番品を4週にわたって提供。セービングプライスは、期間を設けず、日常的に節約できるように設計されている。
阿部氏いわく、一つのスーパー内で部門をまたいでお買い得の基準をそろえることは、珍しいという。
「以前は、畜産や鮮魚などの各部門が商談をしながら、それぞれの考え方でお買い得品を販売していました。フードスタイルでは、基準となる考え方を統一しているので、部門によって安さのバラつきが出ることがありません。4つそれぞれの売上構成比も定めており、バランスも統一しています」
店内には、いたるところにお買い得品のポップがあり、かなり目につく。通ううちに慣れてくれば、「スペシャルは買っておこう」などと違いを認識しやすい仕組みになっている。
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