2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

カインズのPBビールが1カ月で30万本 3年かけて作った「138円ラガー」の勝算(5/5 ページ)

酒税法改正を間近に控え、ビール業界が活発化している。カインズでは、2010年から展開するオリジナルアルコール飲料「黄金(こがね)」シリーズから、初の本格ビール「黄金ラガービール」(330ミリリットル、1本138円)が登場。2026年4月末の発売から1か月で30万本を販売し、好調に推移している。開発の舞台裏を取材したところ……。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

酒税法改正後は、どう売っていく?

 10月の酒税法改正後は、市場における「狭義のビール」の売上構成比が大幅に上昇すると見込まれる。新ジャンルの人気ブランド「金麦」「本麒麟」「クリアアサヒ」「GOLD STAR」「麦とホップ」が、一斉にビールへ切り替わるためだ。黄金ラガービールを取り巻く競争は一段と激しくなるわけだが、カインズではどのように売っていくのか。


酒税法改定に向け、カインズはどのように売っていくのか(カインズ提供)

 「打ち手を活性化していく考えです。例えば、現状の330ミリリットルに加えて『500ミリリットル』を追加する。これまでの黄金シリーズのように、味わいのラインアップを増やすことなどを検討しています。技術的には難易度が高いのですが、糖質オフタイプも挑戦が必要かもしれません」

 黄金シリーズの新ジャンルについては、「すぐに終売する考えはありませんが、縮小する可能性はあります。購買状況を見ながら、拡大・縮小のバランスを検討していきます」と回答した。

 さらに「アルコールに限らず、好みやシーンによって選択肢を増やすことが重要である」との考えから、黄金シリーズでノンアルや微アルコールのラインアップを拡張する考えもあるそうだ。

 間もなく大きな転換点を迎えるが、黄金ラガービールは好調を維持できるのか。

著者プロフィール:小林香織

 1981年生まれ。エンタメ業界で約10年の勤務後、2016年にフリーライターへ転身。主に「経済(消費トレンド等)」「国内外のイノベーション」「社会課題」を扱う。一般社団法人 日本デジタルライターズ協会会員。海外文化にも興味が強く、東南アジアへの短期移住や2020年から約2年間の北欧移住(デンマーク・フィンランド)を経験。2022年3月からは東京拠点。現在の担当媒体は、「ITmedia ビジネスオンライン」「文春オンライン」「ビジネス+IT」など。

 関連サイトはこちら


視聴無料・LIVE配信:
無料セミナー「ROI視点で考える本気のAI PC選定」開催!

photo

  • 開催日:8月28日(金)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る