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鳩サブレー「鳩の日」はなぜ人気? 豊島屋が仕掛ける“愛され続ける”工夫(2/4 ページ)

鳩サブレーで知られる豊島屋の「鳩の日」が毎年盛り上がりを見せている。限定グッズの投入やオンライン販売など、老舗が続けるファンとの接点づくりを追った。

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はじまりは「810円で売る」感謝の日

 鳩の日が始まったのは1999年。8月10日は「810」を「ハト」と読める語呂合わせで、豊島屋が1894(明治27)年に創業した日でもある。当初は鎌倉と逗子の直営店だけの催しで、定番の箱入り鳩サブレーを810円で売る、地元客への感謝デーだった。

 2015年頃から限定グッズの販売が加わり、値引きが中心だった鳩の日は、限定グッズを目当てに人が集まる催しへと変わっていった。

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鳩サブレー1枚を収納できる

 限定グッズの内容は年ごとに違う。2023年は、もこもこの刺しゅうを施したトートバッグ「鳩もこトート」(1350円)、2024年は創業130周年を記念して5年ぶりに復活した1枚入缶のセット(4色・2500円)、2025年は袋留めクリップとジッパーバッグがセットになった「Keep Your はぁと」(1300円)を販売した。

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2023年はトートバッグ「鳩もこトート」
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2024年は「1枚入缶」

 2024年の缶は、ふた裏に春夏秋冬のイラストを描き、「隠れ鳩」を忍ばせた。「Keep Your はぁと」「はとっこ」といったネーミングも、鳩サブレーそのものをかわいがるような趣といえる。

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「1枚入缶」は、ふた裏にイラストの遊び心も
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2025年は袋留めクリップとジッパーバッグをセット

 鳩サブレーのデザインを楽しめつつ、実用性もある。歴代のラインアップからは、そんな一貫したコンセプトが読み取れる。こうした限定グッズは、同社の社長が一人で企画・制作しているという。

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