コラム
まるで「人間冷蔵庫」? 150万円の”人が入る冷房”が4カ月で300台売れた:「次の駅まで」に読めるハナシ(2/3 ページ)
人が1人入れる「箱型の冷房」が注目を集めている。価格は1台150万円。それでも発売から約4カ月で約300台を販売。なぜ今、「人を冷やす」冷房が売れているのか。
大掛かりな工事をせずに設置
売れ行きを後押ししているのが、熱中症対策への関心の高まりだ。2025年6月には改正労働安全衛生規則が施行され、企業には職場での熱中症対策が求められるようになった。記録的な暑さが続く中、企業にとって従業員を暑さから守ることは、ますます重要な課題になっている。
もう一つの特徴が、使い勝手の良さだ。単相100V電源に対応しているため、大掛かりな工事は必要ない。キャスター付きで移動でき、ポータブル電源と組み合わせて使うことも可能だ。扉にはマグネットを採用し、20分で自動停止するタイマーも備えている。
電気料金は1時間当たり15.8円。単相100Vのスポットエアコンの30〜38円と比べ、約48%抑えられるという。
150万円という価格だけを見ると、かなり大掛かりな設備に思える。ところが、特別な工事をせずに設置でき、必要な場所に移動できる。こうした柔軟さも、この商品の特徴といえる。
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