「ワークマンの作業服」が4400円→3400円 それでも利益5割増のワケ(3/4 ページ)
ワークマンが主力の作業服事業を強化する。「ワーク強靭化計画」を進め、低価格・高機能の商品に加え、高価格帯や暑さ対策商品も拡充。今後1年間で売上高710億円を目指す。
高価格帯にも進出、でも「安さ」は維持
2025年4月には、EXILEとの取り組みから生まれた最上位モデル「ZERO-STAGE」(長袖ジャケット4900円など)シリーズを投入。高機能・高価格帯の作業服市場に参入した。
ワークマンとしては高価格だが、「市場の同等品と比べると2〜3割安い」(広報部)という。低価格路線は維持しながら、これまで参入を避けてきた高価格帯のデザインワークウェア(仕事用の服でありながら、見た目やデザイン性にもこだわった作業服)にも挑む。先行する他ブランドの市場を後追いし、1〜2段低い価格帯で商品を展開することで、低価格を武器に新たな顧客を取り込む狙いだ。
ZERO-STAGEは今後1年間で80億円を見込む。加工貿易作業服と合わせると、作業服の強靭化製品は260億円となる。
強靭化製品の2本目の柱が、独自の断熱素材「XShelter」だ。「着るほうが涼しい」とうたう夏物は、入荷即完売となる人気商品で、秋冬物は前年の2.5倍の販売を計画。作業用XShelter製品で250億円を見込む。
3本目は、熱中症対策のファン付きウェアとペルチェ半導体冷房服だ。企業の熱中症対策が罰則付きで義務化されたことも追い風となり、両製品で200億円を見込む。
こうした3つの柱を合わせ、強靭化製品は今後1年間で710億円規模を目指す。内訳は、作業服260億円、作業用XShelter製品250億円、熱中症対策200億円。2026年3月期の作業系製品の売上高は1300億円で、強靭化製品だけでその半分以上に相当する。
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