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「まるで水風呂」の水冷ウェア なぜ軽さを捨てた? 重さ2キロでここまで冷える理由(3/4 ページ)

猛暑が続く中、暑さ対策グッズの選択肢が広がっている。ファン付きウェアに続き、電気で冷やした水を循環させる「水冷ウェア」も登場。軽さや携帯性より「冷やす」ことを優先した新製品の狙いとは。

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「軽さ」や「コンパクトさ」よりも「冷え」を重視

 前回モデルの利用者からは、「もっと冷やしてほしい」という要望が最も多く寄せられた。Proはこの声に応え、軽さやコンパクトさよりも、冷却を最優先とした。

 ChillerXは、冷却に2つのペルチェ素子を使う。これらを強く働かせるほど発熱も増え、その熱をうまく逃がさなければ、冷却性能を高められない。そこでProは、4本のヒートパイプを備えた大型のヒートシンク(放熱部品)を新たに積み、放熱能力を高めた。その結果、本体は大きくなり、重量はバッテリーを除いて約2.0キロと、前回モデル(約1.6キロ)から増えた。

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軽さよりも「冷え」を重視

 軽量化とコンパクト化の要望も寄せられているが、岩佐氏は「軽量化とコンパクト化は冷却性能とトレードオフの関係にある。Proでは冷却を選んだ」と語る。あわせて、気温が40度を超える環境でも動くよう改良した。ポンプの動作音も、利用者の声を受けて前回モデルより抑えたという。

 空調の効かない屋内工場や、建設、屋外の警備や誘導、農業など、暑さから逃げることが難しいシーンでの利用を想定する。加えて、屋内外を歩き回る大規模なイベントや、走行中に日陰を確保しにくいバイクなどでの使用も見込んでいる。

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