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「いきなり!ステーキ」、黒字転換も株価40分の1 ブロンコビリーは最高益、何が違うのか?(1/3 ページ)
「いきなり!ステーキ」と「ブロンコビリー」の業績を比較。安さと急拡大を武器に「記憶の割高感」で苦戦した前者と、体験価値と直営・内製化で高収益を保つ後者を対比し、インフレ下での外食経営の明暗を分析する。
筆者プロフィール:古田拓也 株式会社X Capital 1級FP技能士
FP技能士センター正会員。中央大学卒業後、フィンテックスタートアップにて金融商品取引業者の設立や事業会社向けサービス構築を手がけたのち、広告DX会社を創業。サム・アルトマン氏創立のWorld財団における日本コミュニティスペシャリストを経て株式会社X Capitalへ参画。
どちらもステーキやハンバーグを提供する業態でありながら、株式市場での扱いはここまで違うのか――。
「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスの株価は、ブームの絶頂だった2017年10月30日に上場来高値8230円をつけた。それが記事執筆時点では210円前後で推移している。実に40分の1の水準である。
一方、名古屋発の炭焼きステーキチェーン「ブロンコビリー」は対照的だ。2026年12月期上期は売上高・純利益とも過去最高を更新。営業利益は前年同期比57.5%増加した。7月には通期純利益予想を32%増の26億円へ上方修正している。株価は年初来で4割近く上昇しているなど力強い。
かつて「いきなり!ステーキ」といえば外食の風雲児的存在であり、ブロンコビリーはというと地方の堅実なチェーンにすぎなかった。両社を比較すると、立場が逆転した理由が浮き彫りになる。
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