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1日990円の「滞在エリア」 大垣書店が「滞在型書店」を始める理由(3/3 ページ)
京都の老舗書店・大垣書店が「滞在型書店」に挑む。1日990円の有料エリアを設け、学習塾や親子教室、分身ロボットが接客するスナックなども展開する狙いとは。
学習塾、分身ロボットのスナックまで
書店エリアでは、新刊に加えて古書も扱う。古書は、古本の買い取り・販売を手掛けるバリューブックス(長野県上田市)と連携し、同社が開発した書店システムで新刊と古書の仕入れ・販売から買い取りまでを一元管理する。新刊と古書を分けず、どちらも「次に出会う一冊」として並べる考えだ。
そのほか、本と学び、食に関わる6つのパートナー企業が参加する。探究型の学びを手掛けるTricoLogic(大阪市)は、教室ではなく書店空間そのものを学びの場として使う。教育サービスを展開する成基(京都市)は、幼児教育TAMの知見をもとに、生後3カ月から2歳0カ月までを対象とした親子教室を提供する。
オリィ研究所(東京都中央区)は、分身ロボット「OriHime」を遠隔操作するパイロットが接客するスナック「OrySNACK Kyoto」を展開する。
他地域への展開について、大垣書店は「全国一律のフォーマットをつくることを目的に始めたものではなく、『その街に本屋があることの価値』を考えるところから生まれた取り組み。現時点でそのまま他地域へ展開する具体的な計画は決まっていない」と話す。
まずは京都での運営を通じて得た知見や利用者の声を蓄積し、今後の店舗づくりに生かしていく考えだ。
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