「コンビニは便利だが高い」払拭狙う ファミマ、朝限定で「おむすび+ドリンク」を250円に(1/2 ページ)
ファミリーマートが「朝」の利用客を取り込む施策に力を入れている。9月15日から、朝限定でおむすびやパンとドリンクを250円で購入できる新たな取り組みを開始する。その背景と狙いを聞いた。
ファミリーマートは9月15日から、午前5〜11時限定で、対象の「おむすびまたはパン」と「お茶やコーヒーなどのドリンク」のセットを一律250円で提供する「朝ファミマのコンビ割」を実施する。
食品の値上げが続く中、朝食にかかる費用を抑えたいという需要を取り込み、来店客数や買い上げ点数の増加につなげる狙いだ。キャンペーン期間中において、午前5〜11時の客数を前年同期比120%に引き上げることを目指す。
対象となる食品は、「手巻 シーチキンマヨネーズ」「手巻 紀州南高梅」(いずれも198円)、「手巻 紅しゃけ」(235円)などのおむすび5種類と、「ファミマ・ザ・カレーパン」(170円)、「フランクロール」(210円)、「生コッペパン(たまご)」(150円)、「手巻きソーセージドーナツ」(180円)などのパン8種類だ。それぞれのカテゴリーで売り上げ上位の商品を中心にラインアップしたという。
ドリンクは、ファミマPB商品の「緑茶 600ml」「麦茶 600ml」「Afternoon Tea監修 ルイボスティー 600ml」(いずれも129円)などのお茶・紅茶5種類を対象に加えた。また、コーヒー「Family's BOSS ブラック 450ml」(150円)、「Family's BOSS ラテ 450ml」(160円)、店内抽出のカウンターコーヒーブランド「FAMIMA CAFE」の「アイスコーヒーS」「ブレンドS」(いずれも158円)も用意した。
対象のおむすびまたはパンと、ドリンクの組み合わせは全117通りだ。新商品ではなく定番商品をラインアップし、日常に根差したお得感を訴求する。店内には、対象商品が一目で分かるPOPを設置する。
今回の施策は、期間限定ではなく継続的なキャンペーンとして企画した。9月15日から実施し、終了時期は未定だ。今後、客数や買い上げ点数への効果を見ながら期間を検討し、終了時期が決まった場合は別途告知する。
ファミマでは継続的な施策として、2026年3月31日〜2027年2月26日に「毎週火・金 カッキーン!生活応援割」を実施している。火曜日は生たまごや納豆といった日配品、金曜日は冷凍食品のセールを展開。6〜8月の平均売上高は、日配品の日商が前年度比103.2%、冷凍食品が同111.0%に伸長した。
同社の商品企画・SV連携室長を務める西森康浩氏は「相次ぐ食品値上げや物価の高騰を受けて、生活者の防衛意識はこれまでにないほど高まっている。そういった中で、残念ながら『コンビニは便利だけど価格が高い』といった印象をお持ちのお客さまは少なくない。このイメージを払拭し、『いつでも手頃で、困った時に頼れるコンビニ』というイメージを作っていきたい」と説明した。
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