コラム
「シニア=旅行・ゴルフ」はもう古い? 20年間の画像データで分かった“今の高齢者”:○○したら、数字が見えてきた(2/3 ページ)
「シニア」といえば、夫婦や家族、旅行や介護――。そんな定番のイメージが変わりつつある。ピクスタが20年間の画像・動画データや検索キーワードを分析すると、仕事や趣味を楽しむ姿など、新たなシニア像が見えてきた。
検索データにも変化
検索データにも変化が表れている。「家族」というキーワードは、2014年の11位から2024年には47位へと順位を下げた。一方、「シニア同士」「高齢者だけ」など、シニアだけが写る写真を求める検索も増えている。
こうした検索傾向について、ピクスタは「シニアの家族に向けて訴求する時代から、シニア自身をマーケティングのターゲットとして捉える時代へと変わってきている」と指摘。
さらに、「おじいちゃん」の検索は、シニア関連の検索1000回当たり10回から18回、「おばあちゃん」は14回から29回に増加した。単に「高齢者」というくくりではなく、より具体的な人物像を想定して素材を探す動きがうかがえる。
服装も変わった。以前はベージュやグレーなど落ち着いた色合いが多かったが、いまは鮮やかでスタイリッシュな服装が目立つ。「グレイヘア」を隠すのではなく、おしゃれの一部として見せる写真も売れ筋になっているという。
介護の描写にも変化がある。かつては「優しさ・柔らかさ」を前面に出した写真が多かったが、いまは「明るさ・清潔感・前向きさ」を打ち出した写真が増えている。
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