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ワークマン「着る断熱材」通年販売へ 季節の変わり目に需要見込む(2/2 ページ)
冬の防寒着として展開してきたワークマンの「XShelter」が、春夏を含む通年商品へ。新たに13製品を投入し、1年間で250億円の販売を目指す。その背景と狙いを聞いた。
新たに力を入れるのが「通年化」
そして今回、新たに力を入れるのが「通年化」だ。
XShelter“快適断熱”Σシリーズでは、新素材の「新中空断熱素材XShelterΣ」を採用。冬の極寒から夏の猛暑、春や秋の大きな寒暖差まで、外気温による体への負担を抑えることを狙う。
作業服、スーツ、ジャンパーなど13製品を初年度から投入し、7割を作業服やスーツが占める。需要のピークは、寒暖差の大きい9〜12月と3〜6月になると見込む。
例えば東京では、秋や春の晴れた日に、朝晩と日中の気温差が10度以上になることがある。内陸部では、夜間の放射冷却によって気温差が15度程度になるケースもあるという。
秋や初春の通勤時には、外気温が5度前後なのに、電車内は25度前後になるなど、20度近い温度差が生じることもある。
これまでの防寒着は「寒い季節に着るもの」というイメージが強かったが、Σシリーズは、こうした季節の変わり目や、屋外と屋内の温度差が大きい場面での着用も想定する。
機能に敏感な作業客を主要顧客とするが、発売後に認知が高まり、一般客の需要が急増すれば、2027年3〜5月の需要期に向けて増産する考えだ。
XShelter全体では、2026年秋冬期に140億円、2027年春夏期に110億円を販売し、9月からの1年間で250億円を見込む。春夏の需要をどこまで取り込めるかが、今後のポイントになりそうだ。
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