出社回帰のLINEヤフー、切り札は“自宅感ある新オフィス” 「ごろ寝ラウンジ」「会議室前の気配り」など仕掛け続々:オフィス探訪(2/5 ページ)
フルリモートから原則週3日出社のハイブリッドワークへとかじを切ったLINEヤフー。本社の紀尾井町オフィスだけでは全従業員の収容が難しくなった同社は、2026年5月に新オフィスをオープンした。新オフィスの構築をリードした、新しいオフィスづくりの中核を担った、佐藤晋平氏と坂口卓氏(人事総務CBU 総務ユニット ユニットリード)に話を聞いた。
会議の前後まで快適にする、細かな仕掛け
エントランスを抜けた先には、大小さまざまな会議室が並ぶ。会議室は15分間隔で予約でき、室内に設置された人感センサーにより、10分間人の動きがなければ自動で空室に切り替わるシステムだ。赤と緑のランプが入り口で切り替わり、使用中か空室かが分かるようになっている。
興味深かったのが、会議室の前に仕事ができるスペースが用意されていたこと。会議室の入室前後で少し仕事をしたり、時間をつぶしたりできる仕様になっている。前の会議が長引いたり、予約した会議室の時間では終わらず「もう少し話したい」と思ったりする時があるだろう。そうしたニーズに応える良いスペースだと著者は感じた。
また、近くには会議前に資料の準備や仕事ができる「ワーカーズラウンジ」というスペースがある。コピー機も用意されており、例えば営業が外回りから帰ってきてすぐに会議がある場合、執務席に戻らずともここで会議前の準備ができる。その他、バーカウンターのような場所はあえて名称を付けず、用途を限定しないことで自由に使いやすくなるような工夫を施している。
14階のフロア奥には、大人数も収容できる大型セミナールームを設置。仕切れば5部屋に分けられ、別々の用途での使用も可能だ。受付もあり、今後は社内イベントだけでなく、記者会見や発表会などでも使用する予定だという。
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