ニュース
そのストレス、会議の「数」or「長さ」、どっちが原因? イトーキ×松尾研が調査、見えてきた実態は(2/2 ページ)
仕事の中で、会議が多いこと、それとも長いこと、どちらにストレスを感じやすいのか。
メール・チャットは「受信件数」が多いほどコンディション低下
メール・チャットでは、特に営業・サービス職において、受信した件数が多い日に、組織内の人間関係や体のコンディションなど、複数の項目で低下が見られたという。
一方で、自分からメール・チャットを発信した場合は、組織内の人間関係のコンディション向上につながっていたという。
イトーキAI開発チームリーダーの酒井美帆氏は「例えば、受信数が極力増えないようなチャットの書き方はないか、メール送信先のCCに含める担当者の範囲を見直すなど、具体的な工夫につなげられるのではないか」と説明する。
一方で、オフィスにいる時間の長さや休憩エリアの利用回数、メール・チャットへの返信の速さなどといった行動は、アウトプットとの一貫した関係が確認されなかったという。
なお、会議については企業によってオンライン開催も増えてきているが、今回の分析では、カレンダー上の予定を全て集計しており、オンラインと対面の区別はしていないという。イトーキは今後の分析課題としている。
酒井氏は「データに基づいて今後も研究を続け、顧客に合った生産性高く働ける環境を提案していきたい」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「部長、それってアゲですか?」 沈黙の会議を壊すギャル、大手企業が頼るワケとは
企業の会議に“ギャル”が入り、ため口やあだ名での対話を通じて本音を引き出す「ギャル式ブレスト」が注目を集めている。なぜ今、ビジネスの現場でギャルが求められているのか。「ギャル式1on1」の体験取材とともに、その背景を探った。
経営者「出社回帰で生産性向上!」社員「むしろ逆!」──この深刻なギャップはなぜ生まれるのか
“出社回帰”に動く企業が増えている。「出社回帰」させたい企業と、リモートワークの権利を手放したくない社員。両者のすれ違いはなぜ起きるのか。
「KPIは睡眠時間」──オードリー・タンに聞く、日本企業の生産性が上がらない根本原因
生産性の低さが指摘されている日本。人口減少が追い打ちをかける中で、現状を打開するためには、どうしたらいいのか。企業はAIをどのように使いこなしていくべきなのか。オードリー・タンさんに聞いた。
