企業の8割超が「中途採用」をメインに 新卒には「素直さ」、中途には何を求める?
帝国データバンクの調査で、8割超の企業が中途採用をメインにしていることが分かった。企業が求める人材像は?
少子高齢化や人材不足で、近年は求職者に有利な売り手市場が続いている。帝国データバンクの調査によると「中途採用」をメインとしている企業は81.1%に達し、「新卒採用」をメインとしている企業の18.9%を大きく上回った。
企業規模別でみると、大企業は「新卒採用がメイン」(55.2%)が「中途採用がメイン」(44.8%)を上回った。一方、中小企業は「中途採用がメイン」が8割を超え、小規模企業では9割を超えた。
帝国データバンクは「規模が小さくなるほど、新卒採用の難しさや即戦力の確保、欠員補充のしやすさ、教育コストの削減といった観点から、中途人材を求めている様子がうかがえる」と指摘した。
企業が求める人材像は「コミュニケーション能力が高い」(30.6%)が最も多く、「真面目、または誠実な人柄である」(29.2%)、「意欲的である」(28.4%)が続いた。一方で「専門的なスキルを持っている」や「AIやデジタル技術を活用できる」はランキングの下位にとどまった。
新卒採用は「素直」、中途採用は「行動力」「責任感」が求められる
求める人材像について採用形態別に見ると、新卒採用では「素直である」(31.8%)の割合が中途採用に比べて特に高かった。中途採用では「責任感がある」(28.4%)、「行動力がある」(20.2%)が特に重視された。
企業からは「素直な性格が成長する第一の資質と考えている」「長く働いて仕事を覚えてくれるように、積極性とコミュニケーションスキルを特に重視している。資格や知識、経験は入社後に身につけることが可能だが、資質を変えることはなかなか難しい」といった声が寄せられた。
本調査は10月9〜14日、1333社を対象にインターネットで実施した。
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