製作総指揮スティーブン・スピルバーグ×監督マイケル・ベイという待望のコンビで、2007年最大の話題作といわれている実写版“変形合体ロボ”映画「トランスフォーマー」。主演を務めたシャイア・ラブーフとミーガン・フォックスが来日し、5月30日に会見を行った。
ひょんなことから地球侵略を狙うロボットと人類の戦いに巻き込まれる高校生を演じたシャイア。「オハヨウゴザイマス、シャイア・ラブーフデス」と、まずは日本語で挨拶し、「子供のころから大好き。3段階にチェンジする“トリプルチェンジャー”のオモチャを持っていたよ」と「トランスフォーマー」の熱狂的信者であることを明かした。
製作総指揮のスピルバーグは「気負いがなく、若い頃のトム・ハンクスのよう」とビデオレターでシャイアを絶賛。監督としての次回作「インディ・ジョーンズ4」でも、ハリソン・フォードの相棒役に抜擢するなど、まさにスピルバーグの秘蔵っ子なのである。シャイアはスピルバークについて「彼と知り合えて僕の夢が叶った。普段の会話は、ボクシングや“そろそろ新しい帽子がほしい”(byスピルバーグ)などフツーだよ。でも、彼の映画にかける情熱は素晴らしい。間近で見ていると、その情熱が僕にも乗り移るんだ」。ちなみにスピルバーグ作品の中では「太陽の帝国」と「E.T.」が好きだそう。
一方のミーガン・フォックスは、マドンナ的な存在の女子高生役。シャイアの第一印象について聞かれると「私が出会った人の中で最もユニークな人。いつもジョークで笑わせるから、台本を全部読むことができないこともあったの」と、1986年生まれ同士、仲のよいところを見せていた。
この日の会見で29分の特別映像が世界初公開された。「誰も見たことのない作品になっていると思うよ。『スパイダーマン』シリーズ3作をあわせたよりもアクション・シーンが多いし、バンジージャンプのような刺激的な体験ができる」とシャイアが語る通り、戦闘機が巨大ロボに一瞬にしてトランスフォームするなど、まさにありえねー!ようなド肝を抜く映像の連続。
サマームービーの台風の目となりそうなSF大作「トランスフォーマー」は8月4日より日劇1ほか全国にて公開。
(C) 2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
本山由樹子
ビデオ業界誌の編集を経て、現在はフリーランスのエディター&ライターとして、のんべんだらりと奮闘中。アクションからラブコメ、ホラーにゲテモノまで、好き嫌いは特にナシ。映画・DVDベッタリの毎日なので、運動不足が悩みの種。と言いつつ、お酒も甘いものも止められない……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング