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» 2008年10月16日 21時11分 公開

希少性の高まる上海蟹を贅沢に食す+D Style News(1/2 ページ)

養殖制限などから希少性が高まっている“上海蟹”。その中で安定して開催されている東天紅の「上海蟹フェア」を追った。

[小笠原由依,ITmedia]

 中国料理名物「上海蟹」は、秋になると寒さの影響で活動量が減り、カニみそや、身が蓄積される。そのため秋が旬だ。特に10月はメス、11月はオスの味がよく、そのみそはウニにも似た濃厚でコクのある味と評される。

photo 蒸し上がった上海蟹

 ところがこの上海蟹、今年は生産量の減少によって入手が困難になっているという。そんな中、東京・上野に本店を構える中華レストラン・東天紅では、今年も「上海蟹フェア」を敢行する。その“上海蟹づくし”なメニューを実際に味わってきた。

上海蟹の現状

 上海蟹の産地として有名な陽澄湖や太湖では、湖の水質改善対策によって上海蟹の養殖面積が減少しているという。さらに日本では現在、上海蟹は「特定外来生物」に指定されており、輸入に規制が設けられている。上海蟹は非常に繁殖力が強く雑食のカニであることから、在来のカニの生態系を崩すと危惧されているのだ。お土産で気軽に持ち帰ることも今では禁止されている。

22店舗で開催される「上海蟹フェア」

 こうした背景から希少になりつつある上海蟹だが東天紅では10月16日〜11月30日の間、22店舗で「上海蟹フェア」を開催する。今年で25周年を迎える恒例のイベントで、蟹の仕入れは輸入商社や輸入問屋を通すのではなく、現地に直接向かい陽澄湖産のものを買い付けている。

 実際に現地へ出向いている、東天紅の購買部・次長、中澤昌弘氏は「25年間に渡り、上海蟹の輸入を続けて現地の業者の信頼を得たことで、(上海蟹が)希少になった現在でも安定した確保ができる」と語る。

 では早速、実際にフェアではどういった料理が振る舞われるのかいくつかご紹介しよう。

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