富士スピードウェイが鍛えた生粋の“F”――LEXUS「IS F」登場:+D Style News:
トヨタ自動車は、LEXUS「IS」をベースにしたハイスペックモデル「IS F」を発表した。新開発のV型8気筒エンジンは423馬力。その名の“F”は、富士スピードウェイで鍛え上げられた証。
トヨタ自動車は10月4日、LEXUSブランドの「IS」をベースに製作したハイスペックモデル「IS F」を12月25日から販売開始すると発表した。価格は766万円。
名前に付与された“F”は同ブランドのプレミアムスポーツモデルであることを表し、その由来は走行テストを行なった「富士スピードウェイ」の頭文字にあるという。「基本性能を徹底的に鍛え込むとともに、走りの新技術を備えることにより、LEXUSの新しいパフォーマンスを提案する」ことをコンセプトとし、ドライビングプレジャーを追求したモデルと同社は位置づけている。
新開発の5リッターV型8気筒DOHCエンジンを搭載し、423馬力(311kW)の出力を発揮する。自然吸気エンジンならではの加速フィーリングで、そのエンジン音は加速とともに3段階に変化するという。トランスミッションは「LS460」に搭載する8速オートマチックトランスミッションをベースに開発した「8-Speed Sport Direct Shift」を採用。マニュアルモードを備え、変速レスポンスを最速で0.1秒にまで高めている。
エクステリアはフロントのグリルやフェンダー、前後バンパー、リヤスポイラーなどを専用に設計。インテリアは白と黒の基調色でコントラストを強調し、専用スポーツシートを備えた。また、300キロスケールのスピードメーター、切削加工を施した金属メーターリング、青色LEDで光るメーター指針などを採用している。
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