457馬力AMGモデルも登場――メルセデス・ベンツ「Cクラス ステーションワゴン」:+D Style News
メルセデス・ベンツ日本が、7年ぶりにフルモデルチェンジした「Cクラス ステーションワゴン」を発売。6.3リッターV8エンジンを搭載するトップパフォーマンスモデル「C 63 AMG ステーションワゴン」も用意された。
メルセデス・ベンツ日本は、7年ぶりにフルモデルチェンジした「Cクラス ステーションワゴン」の販売を開始した。ラインアップと価格は以下の通り。
モデル | 価格 |
---|---|
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン | 453万円 |
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン エレガンス | 490万円 |
C 200 コンプレッサー ステーションワゴン アバンギャルド | 499万円 |
C 250 コンプレッサー ステーションワゴン エレガンス | 593万円 |
C 250 コンプレッサー ステーションワゴン アバンギャルド | 606万円 |
C 63 AMG ステーションワゴン | 1050万円 |
C 200シリーズには従来より出力を21馬力アップした、184馬力(135kW)の1.8リッタースーパーチャージャー付き直列4気筒エンジンを搭載した。C 250シリーズには2.5リッターV型6気筒エンジンを採用。さらに、トップパフォーマンスモデルのC 63 AMGには6.3リッターV8エンジンを搭載し、最高出力457馬力(336kW)を発揮する。
エクステリアにはテールゲートの角度を立たせたリアエンドなどを採用し、従来モデルよりもダイナミックなデザインとなっている。アバンギャルドモデルにはセダンと同様、フロントグリルにスリーポインテッドスターを施した。
ボディサイズは全長を50ミリ、ホイールベースを45ミリ拡大し、室内空間を広げている。一方、全幅は1770ミリと従来比40ミリの拡大に抑え、取り回しのしやすさに配慮した。また、ラゲッジルームは、積載容量1465リッターを確保し、2:1分割可倒式リアシートの採用で実用性の高い作りとなっている。
走行面では、Cクラスセダンと同様に新コンセプト「AGILITY CONTROL(アジリティコントロール)」に基づいたサスペンションや剛性の高いボディ構造が採用され、重量バランスの最適化も図られた。また、C 63 AMGモデルに関しては、専用サスペンションや強化ブレーキなどを装備。さらにシフトダウン時の自動スロットルブリッピング機能をもつ「AMG スピードシフトプラス付7G-TRONICトランスミッション」も搭載するなど、パフォーマンスを高める装備を採用している。
HDDナビゲーションシステムやオーディオ/ビジュアル系統を操作できる「COMAND(コマンド)システム」に加え、バック運転時に車両後方の映像を表示する「パーキングアシストリアビューカメラ」を全車に標準装備。安全面では、事故を未然に防ぐESPやブレーキアシスト、8個のエアバッグ、フォースリミッター付きシーベルトテンショナー、アクティブヘッドレストなど、クラス最高レベルの装備を採用した。
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