注目新製品をCP+でバリバリ試し撮り:CP+(2/2 ページ)
CP+に出展するカメラメーカーの多くは、趣向を凝らした被写体やシチュエーションを用意し、新製品の特徴を実写でつかんでもらおうとしている。
オリンパスブースでは、先日よりテレビCMも開始された最新製品「OLYMPUS PEN Lite E−PL1」が大々的に展示されており、かなりの台数がタッチ&トライコーナーに用意されている。そのコーナーも人気なのだが、同様に人気なのが「Lnes Bar」。
ここはE-PL1やE-P1といったPENシリーズをはじめとしたE-システム製品と、それらに装着可能なレンズを多数集め、実際に手にしてマッチングを確認できるコーナーだが、レンズが同社製品のみならず、サードパーティー製レンズやマウントアダプターまでも用意されているのが面白い。E-P1が登場した際、マウントアダプタを介してライカ製などのクラシックレンズを取り付けるユーザが登場したが、これをメーカー自身が楽しみのひとつとして提案している格好といえる。
オリンパスのLens Barから、ガラリと雰囲気が変わるのがソニーブースの体験コーナー。同社がFIFAワールドカップのオフィシャルパートナーということもあり、ブース内に簡易フットサルコートを設け、コート周囲に用意されたαやサイバーショット、ハンディカムなどの製品でスポーツ撮影を体験できる。
また、デジタル一眼レフ「α330/550/900」とサイバーショット「DSC-HX5V」「DSC-TX7」の貸し出しサービスも行われている。1時間の時間制限付きだが、メモリカードの持ち込みもOKだ。貸し出しサービスに申し込むとスポーツカメラマンのようなビブスも同時に貸し出され、また、抽選会にも参加できる。
カシオブースでは“HIGH-SPEED EXILIM”の超高速撮影を体験できる。先日発表されたばかりのカード型高倍率ズーム機「EX-FH100」などがステージ周囲に用意されており、ダブルダッチ(2本のロープを使った長縄飛び)のチーム「ASGRM」などが繰り広げるパフォーマンスを超高速撮影で楽しめる。
パナソニックブースでは“LUMIX”「DMC-G2」の動画撮影&タッチパネル操作体験コーナーが設けられていたほか、富士フイルムブースでは「FinePix Z700」のペット検出機能を体験できるコーナーが設けられており、来場者の関心を集めていた。
関連記事
- CP+:フォトイベント「CP+」開幕
フォトイベント「CP+」が開幕した。各社最新製品に触れるだけでも楽しいが、撮影会やトークショーなど関連イベントも盛り沢山となっている。 - CP+:「いつでもどこでも一眼高画質」、ソニーが語るネオ一眼
ソニーが2010年中に「いつでもどこでも一眼高画質」をコンセプトにしたレンズ交換式小型カメラを発売する。気になるサイズは?マウントは?価格は?記者説明会で同社が質問に答えた。 - ソニー、フルHD AVCHD対応のレンズ交換式小型デジカメを発売
ソニーが写真映像の展示会「PMA 2010」に、ミラーレス構造とみられる、レンズ交換式小型カメラのコンセプトモデルを展示した。 - CIPA、デジタル時代の新フォトイベント「CP+」開催を発表
カメラ映像協会工業会(CIPA)は新フォトイベント「CP+」(シーピープラス)を2010年3月に開催する。「photokina」や「PMA」にならぶ国際的なイベントを目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.