“レンズだけカメラ”サイバーショットQX フルHD動画撮影可能などアップデート
ソニーがサイバーショット「DSC-QX10」「DSC-QX100」のアップデートプログラムを公開する。フルHD動画撮影が可能となるほか、QX100ではISO感度が最大ISO12800まで引き上げられる。
ソニーは12月19日、サイバーショット「DSC-QX10」「DSC-QX100」のアップデートプログラムを2014年1月下旬より提供すると発表した。
本プログラムを適用することで、1920×1080/30fpsのフルハイビジョン動画撮影が可能となる(これまでは最大1440×1080/30fps)ほか、静止画撮影時のISO感度/シャッタースピードの設定がより柔軟に行える。
ISO感度設定については最高ISO感度がISO12800まで引き上げられ、シャッタースピード優先の露出モードが追加される。シャッタースピード優先時の設定可能範囲は30〜1/2000秒。加えて、プログラムオート/絞り優先オート/シャッタースピード優先オートの各撮影モードでISO感度のマニュアル設定(ISO160〜ISO12800)が可能となる。だし、この設定が可能となるのはDSC-QX100のみで、DSC-QX10については最高ISO感度がISO3200に引き上げられるのみとなる。
スマートフォンにインストールするアプリ「PlayMemories Mobile」のバージョンアップも行われ、新バージョン(Ver.4.0)では、撮影画像の確認が撮影画面から行える「クイックビューワ」機能が追加される。
「DSC-QX100」「DSC-QX10」はレンズ鏡胴のみのように見えるユニークなスタイルとなっており、液晶以外の主要コンポーネントをバッテリーなどを含め、すべてボディに内蔵する。基本的にはスマートフォンとWi-Fi接続した上で利用する。
「DSC-QX100」と「DSC-QX10」ではレンズとセンサーが異なっており、QX100は35ミリ換算28〜100ミリ F1.8-F4.9のカールツァイス Vario-Sonnar T*レンズに1型 有効2020万画素Exmor R CMOS、QX10は35ミリ換算25〜250ミリのレンズに1/2.3型 有効1820万画素 Exmor R CMOSを組み合わせている。
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