サンディスク、スマホと接続するモバイルストレージ「ワイヤレス メディアドライブ」発表
サンディスクが、スマホの外部ストレージとして活用できる「ワイヤレス メディアドライブ」を発表。Wi-Fiで接続し、専用アプリから写真や動画、音楽などのデータを移動しておけば、ストレージから直接再生ができる。
サンディスクが10月16日、Wi-Fi対応のモバイルストレージ「サンディスク コネクト ワイヤレス メディアドライブ」を発表した。10月下旬から販売する。価格はオープンだが、実売予想価格は1万7000円。
このワイヤレス メディアドライブは、32Gバイトの内蔵メモリとSDメモリーカードスロットを備えたコンパクトなストレージデバイス。SDHCやSDXCにも対応するので、最大128Gバイトまで容量を追加できる。
ストレージとして利用する場合は、Wi-Fi経由でiPhoneやAndroidスマートフォンと接続し、専用アプリを使って写真や動画、音楽などのコンテンツをスマホから転送し、保存する。保存した動画や写真はアプリで簡単に再生可能なので、頻繁に利用しない写真や動画などを本体のストレージから逃がして領域を空けておくといった使い方が便利だろう。またSDメモリーカードスロットに、デジタルカメラで撮影に利用したメモリーカードを装着すれば、高画質な写真を簡単にスマートフォンに取り込んだりもできる。
バッテリーを内蔵しているため、フル充電の状態から最長8時間の連続ストリーミングが可能。手のひらに収まるコンパクトなボディは、カバンやポケットに入れておけば邪魔にならない。
Wi-FIは最大8台の機器と接続でき、最大5台の端末でHD映画の同時ストリーミングが可能とのこと。複数の機器から同時にアクセスしてコンテンツの移動なども行えるので、スマートフォンの外部ストレージとして常時持ち歩くのもいいだろう。特に外部ストレージが使えないiPhoneやiPad、iPod touchでの活用を見込む。
販売は全国の携帯電話専門ショップやApple Store(11月から)で行う。説明を要する製品のため、使い方の案内なども含め、しっかりと説明できるスキルのある店舗で販売する予定だという。
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