MSOL、米Secure Computingのワンタイムパスワードとファイアウォールを販売

MSOLは、米Secure Computingのワンタイムパスワード製品「SafeWord RemoteAccess」とファイアウォール「SideWinder」を7月1日から出荷する。

» 2004年06月18日 19時38分 公開
[ITmedia]

 丸紅ソリューション(MSOL)は6月18日、米Secure Computingのワンタイムパスワード製品「SafeWord RemoteAccess」とファイアウォールアプライアンス「SideWinder G2 Firewall」を7月1日から出荷すると発表した。

 SafeWord RemoteAccessは、「SafeWord PremierAccess」のロール(役割)ベースでの権限付与、管理/監視機能を省いた簡易版。パスワードを発生させるトークンと認証サーバで構成される。トークンとサーバの同期には回数同期式を採用し、時間のずれがない。VPN、Webサービスなど、さまざまなネットワークアプリケーションに対する安全なユーザー認証機能を提供する。

 認証サーバはActive Directoryに対応し安価に環境を構築できるとしている。また各メーカーの専用サーバ向けモジュールを同梱した「SafeWord for Citrix MetaFrame」「SafeWord for Check Point」「SafeWord for Noretl Networks」も同時出荷する。

 価格は、13万500円(5ユーザー/トークン)。

 SideWinder G2 Security Applianceは、専用PCサーバに同G2 Firewallをインストールしたアプライアンス。独自のセキュリティ対策を行った「SecureOS」を採用することで、攻撃への耐性を向上させており、金融機関を中心に導入されている。

 また複数のSideWinder G2を管理できる「SideWinder G2 Enterprise Manager」のアプライアンス版も出荷する。

 両アプライアンスともにハードウェアのスペックの異なる複数モデルを用意するという。価格は、SideWinder G2 Security Applianceが112万円から、SideWinder G2 Enterprise Managerアプライアンスが470万円からとなっている。

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