日本IBMは、日本経済新聞から新聞組版システム、速報編集・配信システムの開発、保守、機器提供を受託したことを明らかにした。
日本IBMは、日本経済新聞から新聞組版システム、速報編集・配信システムの開発、保守、機器提供を受託し、7月1日からサービスを開始したことを先週明らかにした。新聞製作システムのアウトソーシングは新聞業界では初めてという。契約期間は10年、約90億円という契約内容。
同契約は、日本経済新聞のシステム開発、保守、機器調達にかかる経費削減を目的としたもの。契約期間を通じて約10%の削減効果を見込んでいるという。
新聞業界などでも経営体質の強化を実現するアウトソーシングへの関心は高まりつつあり、日本IBMは、この実績を活かして新聞業界へのアウトソーシングを提案していきたいとしている。
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