ネットケア、Windowsのパッチ適用サービスを提供

ネットケアは、顧客に代わってWindows 2000/XP端末のパッチ配布、適用作業を行う「セキュリティパッチ集中管理サービス PatchCare」を提供する。

» 2004年08月30日 17時58分 公開
[ITmedia]

 ネットケアは9月1日より、顧客に代わってWindows 2000/XP端末のパッチ配布、適用作業を行う「セキュリティパッチ集中管理サービス PatchCare」を開始する。

 セキュリティ対策を適切に行ううえで、セキュリティパッチの適用は欠かすことのできない作業だが、管理者にとって、それに要する手間や時間が負担になっていることも事実だ。PatchCareはそうした部分を補うためのサービスである。

 パッチが公開されると、ネットケアのオペレーションセンターから脆弱性やパッチに関する情報が届く。顧客がこの内容を確認し、適用を行うよう指示すると、パッチに副作用がないことを確認した上で、VPN経由でリモートから適用作業が行われる仕組みだ。ただし、サービスを利用するには、対象PCにあらかじめエージェントソフトウェアをインストールしておく必要があるほか、顧客側ネットワーク環境/PC環境などの調査を行う必要がある。

 配布が可能なパッチは、マイクロソフトが提供するセキュリティパッチのうち「緊急」「重要」に分類されるもの。また対象プラットフォームはWindows XP/2000となる。PatchCareの初期費用は、1拠点当たり30万円で、管理対象PC 1台当たり3900円から。月額料金は1拠点当たり3万円、PC 1台当たり900円から(300台までの場合)。

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