IBMは2026年度第1四半期決算を発表した。全事業セグメントが増収となり、中でもメインフレーム事業は前年同期比51%増と急伸。「IBM z17」の販売が寄与したとみられる。
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IBMは2026年4月22日(現地時間)、2026年度第1四半期決算を発表した。全社収益は前年同期比9%増(為替変動の影響を除くと6%増)の159億ドルとなった。ソフトウェアやコンサルティング、インフラストラクチャーといった同社の全事業セグメントで増収を記録した。
セグメント別の収益は、ソフトウェア事業が71億ドル(11%増。為替変動の影響を除くと8%増)、コンサルティング事業が53億ドル(4%増、同1%増)、インフラストラクチャー事業が33億ドル(15%増、同12%増)、ファイナンシング事業が2億ドル(15%増、同10%増)だった。
ソフトウェア事業の内訳は「Red Hat」を含むハイブリッドクラウドが13%増、データが19%増、オートメーションが10%増、トランザクション処理が6%増となった。
インフラストラクチャー事業では、メインフレーム「IBM Z」が51%増(為替変動の影響を除いた場合は48%増)と急伸した。2025年6月に一般提供を開始したZシリーズの最新モデル「IBM z17」の販売が寄与したとみられる。ハイブリッドインフラストラクチャーは28%増、分散インフラストラクチャーは17%増となった一方、インフラストラクチャーサポートは2%減だった。
利益率は売上総利益率(GAAPベース)が56.2%で前年同期比100ベーシスポイント改善し、税引前利益率(GAAPベース)は8.7%で80ベーシスポイント改善した。事業活動による純現金収入は前年同期比8億ドル増の52億ドル、フリーキャッシュフローは同3億ドル増の22億ドルを確保した。
IBMのアービンド・クリシュナ氏(会長兼CEO)は「2026年第1四半期は全事業セグメントにわたって売上成長を達成し、力強いスタートとなった」と述べた。AIについても「お客さまがユースケースの拡大を進める中で、引き続き当社のグローバルなビジネスの追い風となっている」と指摘した。ハイブリッド環境全体でのAIのオーケストレーションや導入、ガバナンスの提供が業績をけん引しているとの見方を示した。
2026年通期見通しについて、為替変動の影響を除いた売上成長率を5%超と同社は予想している。為替による影響は0.5〜1ポイントのプラスになる見通しだ。フリーキャッシュフローは前年比約10億ドルの増加を見込む。
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