ジャルインフォテック、マカフィー製品に特化した「PALLET CONTROL」発売へ

マカフィーとジャルインフォテックは、マカフィーの企業向けウイルス対策製品の配布に関して提携を結び「PALLET CONTROL for McAfee」を発売する。

[ITmedia]

　マカフィーとジャルインフォテックは8月31日、マカフィーの企業向けウイルス対策製品の配布に関して提携を結んだ。

　ジャルインフォテックの企業向けPC／IT資産管理ツール「PALLET CONTROL」は、インベントリ情報の管理やソフトウェア配布、セキュリティパッチの適用といった機能を備えており、既に45万ライセンスの販売実績を持つ。

　今回の提携に基づき両社は、PALLET CONTROLの機能をマカフィーの「McAfee VirusScan Enterprise8.0i」「McAfee ePolicy Orchestrator」といった製品に特化させた「PALLET CONTROL for McAfee」を共同で開発した。PALLET CONTROL for McAfeeでは、マカフィー製品の動作仕様に準じた環境設定が行われるとともに、既にインストールされている古いウイルス対策ソフトのアンインストールと、マカフィー製品のインストールまでが自動的に行われるという。

　ジャルインフォテックでは9月1日より、PALLET CONTROL for McAfeeの販売を開始する。価格は、1ライセンス当たり1000円（50ライセンス以上）となっており、有償でのカスタマイズも可能だ。またマカフィーでは、パートナーや顧客に対しPALLET CONTROL for McAfeeを積極的に紹介するとともに、12月末までの間「VirusScan Enterprise 8.0i乗り換えキャンペーン」を実施する。