マカフィーは8月31日より、企業向けウイルス対策ソフトの新バージョン「McAfee VirusScan Enterprise 8.0i」の提供を開始する。
マカフィーは8月31日より、企業向けウイルス対策ソフトの新バージョン「McAfee VirusScan Enterprise 8.0i」の販売を開始する。合わせて、McAfee VirusScan Enterpriseの一元管理を行う「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)3.5」もリリースする。
McAfee VirusScan Enterpriseは、ウイルス対策機能のほか、パーソナルファイアウォールや不正侵入防止機能などを統合した、企業内端末向けセキュリティソフト。スパイウェアやバッファオーバーフロー攻撃に対処する機能がサポートされ、未知の攻撃に対する耐性を高めた。
新バージョンはまた、シスコシステムズの「Network Admission Control」(NAC)プログラムに対応するほか、Check PointのOPSEC認定を受け、「Check Point Secure Configuration Verification(SCV)チェック」を実行できるようになった。これにより、McAfee VirusScan Enterpriseのエンジンやウイルス定義ファイル、設定が適切かどうかを確認し、安全であると判断されたものだけを企業ネットワークやVPNに接続する、といった運用が可能になる。
また、McAfee ePO 3.5と組み合わせることによって、端末がポリシーを満たしているかどうか、あるいは未登録の不正なマシンが接続されていないかどうかといった事柄を検出し、管理者に通知することができる。他に、スパムの活動状況やウイルス対策の実施状況などについても把握が可能だ。
VirusScan Enterprise 8.0iは8月31日より、同社Webサイトからダウンロード可能となる。既にライセンスを保有している顧客には、無償で提供される。
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