APCジャパンは、サーバルームやデータセンターの環境を管理する「Environmental Management System(EMS)」を発売した。
エーピーシー・ジャパン(APCジャパン)は9月6日より、サーバルームやデータセンターの環境を管理する「Environmental Management System(EMS)」の販売を開始する。価格は11万9000円。
EMSは、IT機器が集中するサーバルームなどの温度や湿度、発煙や振動などを感知し管理者に連絡することで障害を防ぐとともに、事故や天災が発生したときに速やかに対応できるよう支援するシステムだ。
標準システムは1Uサイズの本体に加え、ドア/振動/温・湿度センサーおよび警報ランプから構成されている。またオプションでは、煙や漏水、モーション(人)に対するセンサーを追加することができる。
EMS本体にはLANカードが内蔵されており、センサーが検出したイベントに応じて警告メールやSNMPトラップを送付できる。APCジャパンが提供する電源/空調システムと連携させて、「温度が一定以上に上昇したら空調を起動させる」といった運用を行うことも可能だ。
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