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» 2004年11月09日 11時03分 公開

矛盾をはらむ? IT管理者のセキュリティ意識

[ITmedia]

 米企業IT管理者の多くは、1年前より自社のネットワークは安全になったと考えているが、にもかかわらず攻撃の件数は増えたと報告している――。米Britestream NetworksとQ&A Researchが11月8日、こんな矛盾をはらんだ調査結果を発表した。

 調査は2004年10月、米企業のIT管理者300人を対象に実施された。

 76%が「自社のネットワークは1年前より安全になった」と回答。だが81%が「攻撃は増えた」とし、また約2割が「ハッキングを受けたことがある」と答えている。

 一方、7割以上が「CEOなど企業上層部もセキュリティにかなりの関心を示している」と答えたものの、来年のIT予算の中からネットワークセキュリティに割く割合を増やす見込みの企業は少なく、実際、多数の回答者が、自社のネットワークのセキュリティ強化を図る上での最大の障害に「セキュリティ予算不足」を挙げたという。

 Q&A Researchのウォーレン・ピノCEOは、この結果を次のようにまとめている。「IT管理者の3分の2は、過去1年間ネットワークセキュリティに投資をしてきたため、他社より自社のネットワークはセキュアだと考えているが、同時に、攻撃が大幅に増加したことも報告している。また、セキュリティのための規制が強化され、上層部の支持が拡大しているにもかかわらず、セキュリティ予算が増額されていないというのも皮肉なことだ」

 調査では、88%が最大のセキュリティ上の懸念として「ウイルス」を挙げた。以下、「ハッキングなどの非認証アクセス」「顧客情報の盗難」「情報セキュリティ問題の責任の所在」と続いている。

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